CONCEPT

手書きだから
作り出せるものがある

開発の経緯〜ノート・手帳に求めるものについて

私は、2012年から関西手帳研究会(てちょけん)というオフ会を主催し、のべ1000人近くの方と手帳の使い方についてお話をしてきました。

また、「手帳事典(玄光社)」という本を書かせていただいたり、手帳に関する講演の依頼をいただくこともありました。

手帳、ノートといったアナログツールは、現代社会において、とくにパンデミック後の世界ではデジタルへの置き換えが加速したように見受けられます。しかし、アナログツールにしかできない良さが手帳、ノートにあることは間違いありません。

以前私は、「手帳事典」の中で、手帳に書いている要素を大きく4つに分類しました。今回はその中でも、手書きに適している「計画」「メモ、ノート」に特化したプロダクトが必要だと感じ、GRID LIFE PLANNERの開発に至りました。

制作現場について

「GRID LIFE PLANNER」のすべての工程がmade in JAPANです

「GRID LIFE PLANNER」の表紙のレザーは、兵庫県はたつの市の丸太産業さんで製造されています。全国70%のシェアを誇る皮革なめしの地場産地を拠点に、確かな技術と経験に裏打ちされたタンナーとして、プロダクトのクオリティーを担保してくれています。

株式会社フジ製作所:職人の町、東京都台東区の加工メーカーに、表紙加工の協力していただいています。

名前の由来

「GRID=方眼」

全ページ方眼レイアウトであることがまず由来です。自由なアイデア出しを行いたいけれど、無地だと何を書いて良いかわからない、そんな方をサポートできるような、書かれてたものを引き立たせ、思考のガイドをしていきたい思いが込められています。

また、ノート、手帳の機能として私自身が大切にしている「計画」という思いを込めた「プランナー」という言葉を加え、日々の生活をに補助線を引くための計画書となるようにとのメッセージを込めています。

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